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VOL.89 NORTH CAFE&CRAFT 3 08/06/16

今回は、ガラストップが出来上がるまでの過程をご紹介いたします。

ガラスの素材はパイレックスといって理化学の実験などに使うフラスコと同じガラスです。2500度を超える炎の中で、練り延ばし、さまざまな鉱物を混ぜて色を出し、(金や銀を気化させてガラスに吹き付けます。)温度が下がるにつれ模様が現れはじめます。次第に作り手の思いを閉じ込めて固まります。光の反射、透明度、屈折の妙、この三体揃った非常に美しいガラスです。また熱に強く、割れにくいのが特徴です。

*Pyrex工芸用の棒状や筒状の物を日本では酸素バーナーと呼ばれるLPガスに酸素を加え燃焼させる特殊バーナーを使用し800℃〜2500℃の高温の炎でPyrexを溶かし製作されています。
作品は様々な色に着色されたロッド(棒状)とチューブ(筒状)を800℃以上の高温で溶かし製作されます。
Pyrexは急激な温度差に弱くフレームワークの後は作品をキルンと呼ばれる釜で時間をかけて冷やします。そうする事で温度変化による我を防ぐと共に金、銀、が定着し色のノリ(時間をかければかける程、コク、深い色になります)がより深くなります。

Pyrexとはコ−ニング社で発明された耐熱、硬質ガラスです。用途としては、工業用、理化学実験用機材、耐熱食器等に使用されます

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*NORTH CAFE&CRAFT1、2 ガラストップの作品のご紹介ピックアップは
下記サイトより、ご覧いただけます。

http://www.earth-spirit.com/pickup/goods/north_cafecraft_2.php
http://www.earth-spirit.com/pickup/goods/north_cafecraft.php

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